アゲハ飼育日誌2022年第3稿:
■ウラナミシジミ名前の由来 クチバシの謎
■ヤサイゾウムシ土に潜ってから38日で羽化
■今年も越冬羽化の前に越冬孵化~蛹化
■イモムシ愛好会只今メンバー募集中
番外初物健在
2022.3.16~
前回の日誌 でアップした番外初物ウラナミシジミは健在。
羽化から最初の餌やりまでの記録は、こちらの記事でご覧ください。
裏波小灰蝶
ウラナミシジミの和名は裏波小灰蝶。
名前の所以はこれです。
翅の裏の波模様。翅の表側に青い部分が多ければ雄とのこと。
うちのはどうも、雄のようです。
下唇鬚
顔をよく見ると、クチバシのような突起があります。
アゲハチョウにこういう突起はありません。
これは何か。ツイったらわかりました。
「クチバシ」は下唇鬚(かしんしゅ)、パルピと言うんですね。また公仁さんに教えていただきました。
いつもありがとうございます。
リンクを貼っていただいた資料によると、下唇鬚の機能は以下のとおりです。
1.先っぽの節には感覚孔が開いていて、触角同様に匂いを感じ取ることができる。
2.複眼を掃除する機能。特に熱帯で腐った果実などに集まる蝶の多くは、下唇鬚で複眼をワイパーのように拭いている姿が観察されています。
3.口吻をはさむようになっていることから、口吻を掃除するのにも利用されていると考えられています。
またひとつ利口になりました。
吸蜜。
ヤサイゾウムシ羽化
2022.3.29
土に潜って蛹になっていたヤサイゾウムシが羽化。忽然と姿を現しました。
約1cm。土に潜っていた期間は38日。( 前回の日誌 )
しばらく見ていたら、土に潜り始めました。
翌朝、ベランダでリリース。
出てくるの、ちょっと早すぎたね。
越冬初孵化~蛹化
2022.3.30
昨年同様、今年も最初の越冬はこれ。
越冬ヤドリバエ初孵化~蛹化。
昨年は越冬蛹58匹中、8匹が寄生されていました。今年は何匹やられているやら。
イモムシ愛好会
ツイッターにコミュニティ機能が付いたのを知って、早速作ってみました。
コミュニティの名称は イモムシ愛好会
アゲハだけではパイが少ないので、こうしました。コミュニティの目的はイモムシ好きの交流、情報交換、飼育ノウハウの共有といったところ。
ふーん。
この記事を書いている時点でメンバーは49人。イモムシ愛好家の皆さんは奮ってご参加ください。招待制にはしませんでしたので、入会、退会はいつでも自由にできます。
お待ちしています。
2022/4/1
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