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アゲハ飼育日誌2117 アオスジアゲハ受難 極小ナミアゲハ

アゲハ飼育日誌2021年第17稿:

台風接近。と言っても大したことはなく、薄日が差した時に放蝶。立派なナミアゲハ♀。

うちにいると、ろくなことはないので。

アオスジアゲハ受難

2021.7.9~

前稿 の奇形蛹もそうでしたが、今年は例年になく、アオスジアゲハ受難の年になっています。

糸掛け終えて絶命

まず、糸掛けを終えてこと切れた前蛹。

ここで力尽きました。

こういう例は記憶にありません。

ここまで頑張ったのにね。(涙)

脱皮途中で絶命

これはもう少し進んで、脱皮途中で絶命。

これも初見と思っていたら、そうではありません。

別件でたまたま見た 昨年の日誌58稿 に同様の例が載っていました。

忘却の彼方。

幼虫続々死亡

さらに、幼虫も続々死亡。

やせ細って変色した4齢幼虫。

おしりの固定でぶら下がっていました。

これも。まだ生きている?

しわが寄って、縮こまった終齢幼虫。

7連糞。数珠。おもしろいけれど、こういうのは不健康な証拠。

この幼虫も死にました。

・・・

これだけではありません。ナミアゲハやクロアゲハの変死もありますが、アオスジアゲハが突出。

新たなウィルスか。アゲハ版新型コロナかもしれません。

浮かない顔のふたり。

ミドリグンバイウンカ

2021.7.9

アオスジアゲハの餌用に採ってきたクスノキに、見たことのない虫が。

ミドリグンバイウンカの幼虫。ツイッターのフォロワーさんに教えていただきました。

変な動き方ですね。頭だと思っていたほうはおしりでした。

ミドリグンバイウンカはカメムシ目。

成虫の画像は こちらのページ でご覧ください。

画像は著作権がありますので。

不完全変態(蛹を経ないで幼虫から成虫に変態)なので、幼虫と成虫が似ているんですね。

極小ナミアゲハ

2021.7.14~17

ナミアゲハの極小蛹。

21mm。隣りは平均的大きさの蛹。

3日後、羽化しました。

前翅長35mm(標準値は40~60mm)。モンシロチョウのひと回り大きいくらいの寸法。

夏型でもこんな小さいのがいるんですね。

もう少しであった

2021.7.17

クロアゲハの幼虫は食べ終わった葉っぱの主脈を切り落とします。おそらく、食痕を残さないためでしょう。

防衛本能ですな。

この時は時間がかかりました。

なかなか切り落とせないので、じれたかみさんがフィニッシュ。

最後の表情がいいですね。「なんだよ、もう少しだったのに」と言ってそう。

だって、あんた、遅かったからね。

2021/7/27

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2021年飼育日誌

コメント

  1. VVV より:

    名古屋でも2連続でクロアゲハが変死しました。1匹はサナギにはなりましたが緑から黒変。1匹は前蛹になった段階で黒変。ショックです

    • たむら船堀 たむら船堀 より:

      それは残念でした。うちでも最近クロアゲハの5齢幼虫が餌を食べなくなり、ワンダリングでもないのに当てもなく動き回り、衰弱して死にました。今年は変死が多い気がします。病害なのか薬害なのか、見当がつきません。