アゲハ飼育日誌2019年第12稿:
昨日に続き、きょうも快晴でしたが、羽化したアゲハはいませんでした。
ベランダ組ナミアゲハの幼虫4匹目がネットに糸掛け。すでに3匹目はネットで蛹化しています。
ベランダ組最初の蛹
2019.6.14~15
5月16日のナミアゲハベランダ産卵から1か月近く経って、やっと1匹蛹になりました。
同じ日に孵化した室内組より10日ぐらい遅れています。ベランダと室内でこんなに差がつくとは思いませんでした。
あと5匹続きます。
枯れ葉に蛹
2019.6.15
アオスジアゲハが蛹化した切り枝が、すっかり枯れてしてしまいました。
コントラストがいいですね。ぜんぜん擬態になっていません。
こんな事態になっても、前々回の日誌 で書いたとおり、蛹が付いている葉っぱが落ちることはありません。
このとおり、葉っぱの付け根を糸でしっかり固定しているので。
アオスジアゲハの幼虫は何かにつけ用心深いのですが、ここにもその性格が表れています。
生け青虫
2019.6.15
生け花ならぬ”生け青虫”。
芸術的。いい具合に残った山椒の葉に、いい感じでナミアゲハの幼虫が乗っています。
これは何に見えますか?
なんだろう…。クラゲ?
2頭お泊り
2019.6.15~16
エッグスタンドのナミアゲハと、アオスジマンションの6頭目が羽化しました。
このナミアゲハは 今年の日誌第7稿 で書いた、蛹になる時におしりが折れてしまった固体です。
羽化不全になるのではないかと心配していたので、無事に羽化して喜びも一入。ほっとしました。やはり、エッグスタンドなら無事羽化できます。なんの根拠もありませんが。
あいにく冷たい雨が夜まで降り続いたので、お泊り。
両方ともこの場所にとまってからは、翌朝までずっとこのまま。
とまっている時、アオスジアゲハはいつも翅を閉じていますが、ナミアゲハは翅を開いたままのことがよくあります。
翌日は朝から晴天だったので、8時頃にナミアゲハをベランダに出したところ、うまく飛ぶことができず、階下のベランダに行ってしまいました。まだ体が温まっていなかったようです。
それでアオスジアゲハは午後になってから出しました。羽化の翌日でも、自発的に飛ぶまで待ったほうがいいんですね。ナミアゲハには悪いことをしてしまいました。
以後、気をつけます。
2019/6/17,2022/2/1
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