アゲハ飼育日誌2019年第17稿:
近所で見かけるアゲハチョウはナミアゲハ、アオスジアゲハ、たまにクロアゲハ。ほかに我が家で育てたことがあるのはナガサキアゲハだけ。
インスタグラムの投稿を見ていると、キアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、ジャコウアゲハなど、いろいろ出ていて羨ましい限り。
どれも現物を見たことはありません。
枯れ葉はエッグスタンドに
2019.6.20
蛹が付いた枯れ枝を、ビンごとエッグスタンドに移しました。


以前に書いたとおり、葉っぱが枝から落ちる心配はないのですが、羽化した後、蝶がつかまるところがないので、こうしたとのこと。かみさんの取り計らいです。
それにしても、この枯れ枝はひどいですね。
野生の終齢幼虫受難
2019.6.20
これは野生のナミアゲハ終齢幼虫。

風に揺られながら、たくましく生きています。おそらく触ればすぐに臭覚を出すでしょう。
外にいる終齢幼虫はほとんどが寄生されている、という話を聞いたことがあります。自然界は厳しいですね。
規則正しい食習慣
2019.6.20
ナミアゲハの幼虫が山椒の葉っぱを食べる時は、幹に近いほうから1枚ずつ平らげていきます。



途中の数枚を食べ残したりしていますが、最終的には枝だけが残ります。
残った細い枝を食べることもありますが、全部は食べません。
クロアゲハの幼虫は葉っぱが無くなった枝を切り落とします。アオスジアゲハの幼虫は食べ残した葉っぱを切り落とします。
それには何の意味があるのだろうかと思っていたら、Yahoo!知恵袋に「生存競争のため」という回答がありました。ほかの幼虫に餌を与えないための行動とか。
クロアゲハの場合は枝だけなので違うような気がしますが、アオスジアゲハの場合はそうなのかもしれません。
関心のある方はこちらの記事をご覧ください。

羽化@枯れ葉
2019.6.21
前述の枯れ枝に付いていたアオスジアゲハの蛹が羽化しました。


かみさんの取り計らいがあって、いい形で翅を乾かすことができました。
ひどい枯れ枝の上で無事羽化。飼い主の責任を果たせてよかったと思います。
2019/6/23,2022/2/2
コメント