アゲハ飼育日誌2019年第50稿:
秋も深まり、アゲハチョウの姿をとんと見掛けなくなりました。
うちから飛び立っていく蝶たちに、果たして出会いはあるのか。
蛹の足場
2019.10.18
アゲハチョウの幼虫は蛹になる場所を決めると、大量の糸を吐いて足場を作ります。
これはクスノキの葉っぱから外したアオスジアゲハの蛹。
セロテープを使って上手く剥がしました。葉っぱの主脈までわかります。
蛹を移動させる時は無理に引っ張らないで、こんなふうにして蛹を傷つけないようご注意ください。
キスケ
2019.10.23
またアゲハの「顔」の話。
これはアオスジアゲハ羽化直前の蛹。何に見えますか?
おじゃる丸に出てくる キスケ に似ていませんか?
何度も書いてきたとおり、アゲハチョウの幼虫や蛹はいろいろな所に「顔」があります。
それだけでまとめ記事ができそうです。
アゲハだけど、キスケだっぴー‼
越冬隊次々蛹化
2019.10.24~28
越冬を期待している幼虫たちが蛹化し始めています。
アオスジアゲハは大丈夫ですが、ナミアゲハは餌の調達が難しくなってきたので、早く蛹化してほしいところ。
気温が下がっても食欲旺盛なので、かみさんは「早く蛹になってくれ」と毎日頼んでいます。
ごめんね
2019.10.26~29
羽化したアオスジアゲハをベランダに出したところ、エアコンの室外機の裏に入り込んでしまいました。
かみさんはそれを見失ってしまい、翅の上にダンボール箱を置いてしまったようです。
翅が折れ、飛べなくなってしまいました。
痛恨の極み。
「ちゃんと羽化できたのに、悪かったねぇ。ごめんなさい」。かみさんは毎日謝っています。
それでも、薄めたハチミツで栄養補給は十分。
こんな動画も撮れました。
アゲハチョウもこうやって顔をこするんですね。初めて見ました。
最近の羽化不全体はどれも短命でしたが、これはどうか。
ごめんね、ごめんね、ごめんなさい~♪
花ぬすびとの伝説が~♬
おまけ
今年の日誌46稿 に書いた、エアー糸掛けをしていたアオスジアゲハが無事羽化しました。
あの奇行は寄生されているせいではないかと思っていました。
よかった。
2019/10/29,2022/2/6
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