アゲハ飼育日誌2019年第52稿:
立冬を過ぎても、東京は概ね穏やかな日が続いています。
さすがに外でアゲハチョウを見かけることはなくなりましたが、我が家のアゲハ飼育はまだしばらく続きます。
今季最後の雄姿
2019.11.7
現在我が家にいるアゲハチョウの幼虫は、ナミアゲハ1匹とアオスジアゲハ3匹です。
アオスジアゲハの幼虫大(5齢)、中(4齢)、小(3齢)。
ナミアゲハ。おそらく今季最後の雄姿にして美形。
成長速度は遅いものの、玄関(外廊下)に置いてあるダンボール箱の中で皆すくすく育っています。
去年の今頃はナミアゲハの蛹が1匹いるだけでした。それと比べたら、今年のアゲハ飼育は1か月以上長く続きそうです。
脱け殻4つ
2019.11.9
現在我が家の虫かごにはナミアゲハの蛹が5匹。外廊下のメーターボックスにいます。
全員越冬してほしいところですが、去年のように羽化してしまうかもしれません。
脱け殻はなぜか4つだけ。
これって、横浜の中華街で売っていそうな気がします。
飛べない蝶没
2019.11.10
前回の日誌 に書いた飛べないアオスジアゲハが死にました。
昼前にかみさんと出掛け、夜帰ってきたら窓の下にいたのですが、すでに瀕死の状態。ハチミツの皿に乗せても脚が硬直していて、口吻も伸ばせず、そのうち動かなくなりました。
かみさんは出掛ける前に餌をやらなかったので、死期を早めたのではないかと悔やむことしきり。
羽化した日から19日目。短い命でした。
当日の朝。サッシのレールにはまらないようにと、かみさんが置いた布の上で。
前日の晩。一緒に食事。
19日間、幸せな空間を生み出してくれて、ありがとう。
見込み越冬隊
2019.11.12
玄関のダンボール箱にいるアオスジアゲハは、蛹化が近くなるとベランダのクスノキに引っ越します。
今ベランダにいるのは、アオスジアゲハの幼虫2匹と蛹3匹。
全員越冬して、来春無事に羽化してくれるかどうか。
夜、ライトで照らして葉っぱの裏から撮った写真。
おしりに糞があるのがわかります。
別の日。
今回はありません。
あとがき
現在飼育中の幼虫は間違いなく越冬すると思っています。
が、今朝「6月12日に蛹化したナミアゲハが昨日(11月14日)羽化した」というツイートがありました。
真夏を挟んで5か月も休眠。越冬するかと思いきや、こんな時期に羽化。
不思議ですねぇ。
アゲハは油断なりません。
2019/11/15
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