アゲハ飼育日誌2019年第57稿:
東京は今日から本来の寒さに戻りました。
昨日までは陽射しを浴びて、幸せそうに飛んでいた我が家のアゲハたち。今は寒々とした窓辺でじっとしています。
大雪の明日は、初雪になるかもしれないとの予報。雪見アゲハになるか。
ベランダ組在宅避難
ベランダにいるアオスジアゲハたちを部屋に避難させました。
幼虫3匹
2019.11.27~28
前々回の日誌 に書いたベランダのアオスジアゲハ3幼虫は、寒さで動きが止まっているようなので、鉢植えごと部屋の中に入れました。
すっかり冷たくなっていた幼虫たちを、かみさんが手の平で温めたところ、葉っぱを食べ始めたので一安心。部屋に入れるのがもう少し遅かったら、死んでいたかもしれません。
気温が下がってきたのでメーターボックスからベランダに移して数日放置。うかつでした。
前回の日誌 に書いた前蛹目前だった1匹は、おそらく最後の排泄ができなかったのでしょう。
あれから2日たつのに、まだ前蛹になっていませんでした。
それでも、このとおり翌日ちゃんと糸掛けをして、無事前蛹に。
糞詰まりの状態が長引いて、苦しかったかもしれません。
悪いことをしてしまいました。
蛹1匹
2019.11.28
ベランダにいる蛹2匹のうち、羽化しそうな1匹を部屋に入れました。
前回の日誌 に書いたYahoo!知恵袋の回答にあるとおり、放っておいたら羽化不全になると思ったので。
このとおり、だいぶ色づいています。
拡大して見てみると、
足場の糸がびっしりついていること、背中の糸が蛹の成長と共に胴体にくい込んで、埋もれていることがわかります。
恐れていた羽化
2019.11.29
部屋に入れたアオスジアゲハの蛹は翌日の夜遅くに羽化しました。
前回うまくいった寝かせ方式にして、飼育ネットの中に置いていたのですが、今回はひっくり返った状態で羽化。翅が下になってもがいていました。
たまたまかみさんが早めに気づいて救出。
危ういところで、翅は折れずに済みました。
これでアオスジアゲハが2頭に。
恐れていた♂と♀?
雄雌の見分け方を調べたところ、アオスジアゲハは翅の長さやおしりの形状などで見分けるらしく、模様でわかるクロアゲハのように、一目瞭然というわけではないようです。
見立てが間違っていたら大変なので、とりあえず2頭が同じ空間にいないように、ネットの中と外に別れるようにしました。
ペアリングされたら、部屋の中のクスノキに産卵されてしまいます。
そんなことになったら大変です。
あとがき
昨年のアゲハ飼育は11月中旬で終わりましたが、今年はまだしばらく続きます。年が明けてもやっているかもしれません。
「今うちにはアゲハチョウがいる」と言うと、みんな驚きます。「そんな話は初めて聞いた」と言う人もいました。
我が家でも初めての経験です。
2019/12/6,2022/2/8
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