アゲハ飼育日誌2019年第56稿:
家飼いのアゲハチョウにとって、今頃は羽化するか越冬するか、微妙な時期なんですね。
最近になって、ようやく気づきました。
羽化するにしろ、越冬するにしろ、アゲハ愛好家としては最善を尽くさなければなりません。
ベランダで前蛹目前
2019.11.25
ベランダのアオスジアゲハの幼虫1匹が前蛹目前です。
18時2分。生涯最後の糞がおしりに。
21時27分。糞は無くなっていました。
明日には前蛹になっているでしょう。透き通るような透明感でわかります。
これは別の幼虫です。だいぶ違いますね。
越冬中止して羽化
2019.11.26
前回の日誌 に書いた越冬見込み蛹12匹のうち、ナミアゲハ1匹が羽化してしまいました。
8時14分。こんな状態になっていることに気づきました。
羽化目前のように見えますが、この状態でも越冬できるなら寒い場所に置いておこうと思って、Yahoo!知恵袋で質問してみました。
すると、この状態で羽化を止めることは不可能という、説得力のある回答がありました。さらに、気温が低い場所で羽化させると、羽化不全になる可能性があるとのこと。
詳しくはこちらでご覧ください。

それで、とりあえずベランダに置いていた蛹を部屋に入れたところ、午後になって羽化していました。
いつの間にか虫かごのふたに…。意表を突かれました。
ナミアゲハの羽化は久しぶりです。
虫かごに入れたままにしておくと、飛んで翅を傷つける恐れがあるので、前々回の日誌 に書いたかみさんお手製の蝶ネットに移しました。
ナミアゲハはアオスジアゲハと比べて落ち着きがありません。ネットの中で上に行ったり下に行ったり、よく歩き回ります。
夏に一時保護した時にも、アオスジアゲハは1箇所に留まっていることが多いのに対し、ナミアゲハはよく飛び回っていました。
同じアゲハチョウでも、種類によって性格が違うんですね。
あとがき
ツイッターやインスタグラムで、今時分羽化したアゲハを愛情深く育てている人の投稿をよく見かけます。
ご同慶の至り。アゲハ愛に賛辞を送ります。
勝手に飼育している手前、寿命を全うさせてあげないといけませんよね。
ところで、
これは何だかわかりますか?
左は球状になったアオスジアゲハのおしっこ。右はアオスジアゲハの鱗粉です。
2019/11/29
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