質問がある方はまず ≫ FAQ ≪ をご覧ください

アゲハ飼育日誌2221 希少種脱皮曲折蛹化 奴が出てきた

■希少種ナガサキアゲハ終齢幼虫に脱皮、異様な曲折、意外にも無事蛹化。春を待つ

【閲覧注意‼】ヤドリバエの幼虫が出てくるところ

希少種脱皮曲折蛹化

「なんのこっちゃ」と思われたかもしれません。

希少種ナガサキアゲハが終齢幼虫に脱皮、異様な曲折を経て、蛹化した、ということ。

そのうち死ぬだろうと思っていた幼虫が一転。蛹になれました。

終齢幼虫に脱皮

2022.9.17

まず、終齢幼虫に脱皮。

おでこを葉っぱにべったりくっつける脱皮前の態勢。

(10倍速)

脱皮完了。青虫化。

異様な曲折

2022.9.19~

脱皮の後も順調に発育しているように見えましたが、こんな動きが頻発。

チック症?

なんかおかしいと思っていたら、こうなりました。

脱力。異様な曲折。

なんだ、これ。

こんなのは今まで見たことがありません。

こんな状態でもちゃんと食べて、糞をしていましたが、

最後はこんな感じで、かろうじてとまっている状態。

これはもう駄目だろうと思っていたら、意外な展開に。

意外にも無事蛹化

2022.9.23~27

なんと、ガットパージ。

ワンダリング開始。

でも、まともな蛹化は無理だろうと思いつつ、この日は夜遅かったので隔離して就寝。

翌朝見てみたら、

案の定、糸掛けはできず落ちていました。

コーンに移動。

半ばあきらめていましたが、

翌朝、きれいな蛹になっていました。

へぇー、意外。

蛹最終形。

短日処理をしたので、羽化できるとしても来年の春です。

うちだけの話ではない

この話をツイったところ、こんなリプをいただきました。

うちだけの話ではないことがわかり、少し安堵。

しかも、まるこぽんたにさんの続くリプにあるとおり、このクロアゲハはちゃんと羽化したとのこと。

うちのナガサキアゲハにも希望が持てます。

半年後が楽しみです。

【閲覧注意】奴が出てきた

2022.9.18,24

ヤドリバエの寄生。

アオスジアゲハは黒点が目立つのですぐわかりますが、ナミアゲハは見逃しがち。

気がついた時にはこうなっていることがよくあります。

少なくとも2匹はいると思っていたら、1匹でした。

袋に閉じ込めていたつもりが脱走。

ヤドリバエの蛹

お馴染みの俵型。

近くに落ちていました。

次の動画は 閲覧注意‼

奴が出てくるところ。

半分出てきたところから。

やだやだ。

せっかく出てきたので。

ヤドリバエに関する詳しい情報はこちらでご覧ください。

おまけ

キアゲハのように黄色いナミアゲハ♀。

出立前。サンダルで一服。

最後も希少種ナガサキアゲハで締めくくり。

消えるカエル。

糞飛ばし。

2022/10/4

コメント

  1. mrps より:

    以前、黒アゲハの幼虫が くの字に曲がってしまうと相談したmrpsです。
    (インスタ@mariposa_91n)

    あれから、結果的にはすべての幼虫が羽化し無事飛び立っていきました。

    ただ、今までとは違い
    前蛹までかなりの時間がかかったり
    糸かけができず落下してしまう、等のトラブルはありました。
    ですので、まともな羽化は望めないと思っていたのですが無事羽化出来、安心しています。

    あの折れ方はいったいなんだったんでしょう。

    今日、まるこぽんたにさんと
    幼虫も人間でいうコロナのようなもので、今回の現象は流行り病かな?
    とお話していました。

    無事羽化出来るよう、祈ってます。

    • たむら船堀 たむら船堀 より:

      ありがとうございます。そうでしたか。よかったです。
      致命傷ではない流行り病? 原因は何なんでしょうね。