アゲハ飼育日誌2021年第9稿:
ようやく今回から夏型飼育の日誌を書けます。
4月下旬の飼育開始は庭がある皆さんと比べたら、半月ぐらい遅いのではないでしょうか。
それでも昨年より早い始動です。
夏型の飼育始まる
初卵採取
2021.4.27
かみさんがナミアゲハの卵を2個見つけてきました。
今季初の卵採取。
ついにこの季節が来た、という感じ。
左の卵は葉っぱから取れてしまったので、片栗粉で接着( 詳細は こちら )しています。
いよいよ今季のアゲハ飼育が始まります。
去年より8日早い。
初孵化
2021.4.29
2日後、2個とも孵化しました。
今季初孵化。10倍速。
約半年ぶりに見る光景。
左は片栗粉接着の跡。右の蝶による接着の跡と比べると、葉っぱが一部変色しています。
卵の殻もだいぶ食べ残していますね。
たまたまかもしれませんが。
初幼虫採取
2021.4.30
今度は今季初の幼虫採取。
ナミアゲハ3齢幼虫。
寄生されていなければいいのですが。
これと一緒に卵も2個採ってきました。
初顔2頭目
2021.4.30~5.1
初顔モンキアゲハ、2頭目が羽化。
今回は割と早い段階から撮れました。
雌っぽい。
翌日。放蝶前。
飛ばないので、ベランダの鉢植えに放置。
Adios!
図らずも寝かせ方式
2021.4.30~5.1
ナミアゲハ2頭が手違いの”寝かせ方式”で羽化。
朝起きたら、こうなっていました。
前日の夜、蛹ポケットのセットを忘れたまま寝てしまったので。
この状態で羽化して、ダンボールの端まで歩いて行って、ぶら下がったんですね。
ぶら下がれるような置き方になっていてよかった。
我が家では写真や動画を撮りやすいので、蛹ポケットに入れていますが、SNSでは寝かせ方式も散見します。( こちらの記事 の最後のほうをご覧ください )。
アゲハからしたら、どっちがいいんでしょうね。
越冬孵化終了?
越冬蛹は4月8日からほぼ連日羽化していますが、ヤドリバエの越冬孵化は4月8日が最後だったようです。
結局、犠牲者は7匹。(無事に越冬羽化したアゲハは現時点で40匹)。
多かったのか、少なかったのか。
これから出てくることはもうないでしょう。
と思います。
2021/5/8
コメント
館長さま、お久しぶりです。
思いもかけず、モンキアゲハの羽化とは嬉しいですね。大きくてかっこいい蝶ですよね。
我が家の越冬蛹(およそ100個)は、冷蔵庫の野菜室で無事に越冬し、元気に飛んでいきました。
初めての冷蔵庫越冬で心配でしたが、全く問題ありませんでした。プラスチックのケースに転がして、呼吸ができるように蓋を少しずらし、霧吹きも一度もやっていません(我が家の野菜室は温度10度、湿度60%です)。2月に入り、ケースの中でアゲハヒメバチが数匹羽化(^_^;)、3月に入り、数個の蛹が変色しましたが、その後常温に戻した後ウジが出てきました(T_T)。
今年は確かにスタートが早いですね。我が家には夏型のナミアゲハがいますが、既に蛹になっています。これから忙しくなりますが、館長さまのブログを楽しみにしています。今年も奥様と楽しまれて下さいね(*^_^*)
あぁ、蝶好きさん、お久しぶりです。
初めての冷蔵庫越冬でしたか。うまくいってよかったですね。参考にさせていただきます。うちは迷ったあげく、やりませんでした。アゲハヒメバチはまだ一度も見たことがないですね。
コメント嬉しいです。心温まるメッセージをありがとうございました。