■今年も遭遇クリシギゾウムシ季節ものの虫
■今年最後?のアオスジアゲハ蛹化
■クロアゲハの幼虫は硬い葉っぱも食べる
■ナガサキアゲハずっしり重い蛹
季節ものの虫
2022.10.10
玄関の土間に落ちていた虫。

一瞬、ヤドリバエの幼虫かと思いました。(^^;)

よく見ると、見覚えのある虫。クリシギゾウムシでした。
別名、栗虫。ゴミ箱に捨ててあった栗から這い出たようです。

これは一昨年の劇的な出会い。( 一昨年の日誌52稿 )
今年も会えた季節ものの虫。
今年最後?のアオ
2022.10.10~
これが今年最後のアオスジアゲハになりそうです。

このまましばらく動かなかったので、葉っぱの表に定位したのかと思いましたが、違いました。
葉っぱの表側で蛹化する個体は珍しく、我が家では大抵寄生されています。
ワンダリング開始。
これでも急いでいます。(笑)

ちゃんと葉っぱの裏に定位しました。
位置が決まると周囲に糸を張り巡らし、葉っぱが枯れても落ちないように、茎にも入念に糸を吐きます。
(3倍速)
自分の定位置と茎の間を数回往復して吐糸。

これで葉っぱが枯れても、落ちることはありません。( 昨年の日誌8稿 )

糸掛け完了。

翌日脱皮。蛹になっていました。
短日処理をしたので、羽化は春の予定。
ヤドリバエは蛹と一緒にちゃっかり越冬するので、寄生の有無は春にならないとわかりません。
硬い葉っぱも食べる
2022.10.15
久しぶりの新入り。

クロアゲハの3齢幼虫。
こんな硬い葉っぱを食べていたので気の毒になり、連れ帰ったとのこと。

イモ活終了また先送り。
クロは硬い葉っぱでも食べます。
あごが強いのか。
ナミアゲハは葉っぱの選り好みをしますが、クロはしないので飼い主は楽です。

クロちゃんは偉い。
ずっしり重い蛹
2022.10.15
ナガサキアゲハの蛹を蛹ポケットに移動。


一部苔が生えたような模様。これは擬態?
手に乗せたらずっしり重いので、重さを量ってみました。

2.73g
因みにナミアゲハの蛹は

0.79g
越冬蛹なので、小型です。
大きさはこんな感じ。

ナミアゲハの約1.5倍。
通常サイズの蛹ポケットには収まらないので、


in 特大蛹ポケット。
春が楽しみです。
おまけ
クロアゲハ終齢幼虫。
ガットパージ前の胸部を正面から撮ると、

丸みが取れて眼状紋の辺りが盛り上がって見えるので、こんな感じに。( 昨年の日誌25稿 )
つぶらな瞳が充血?
悲し気に見えます。
2022/10/18,21
コメント