アゲハ飼育日誌2019年第58稿:
ツイッターやインスタグラムを見ていると、今でもアゲハチョウ羽化の投稿が散見します。
中には、いまだに幼虫を育てている人も。
我が家でも季節外れのアゲハチョウが増えてきました。
季節外れの羽化続く
2019.11.30~12.1
まさかの4頭目羽化。
今度はナミアゲハ。
11月30日。「あぁ、これも出てくる」と気づいた日。
12月1日、羽化。
最も遅い羽化の日付、また記録更新。
これで我が家の蝶はナミアゲハ2頭、アオスジアゲハ2頭、合計4頭になりました。
かみさんも私もはっきり雄雌の区別がつかないので、2つの飼育ネットにそれぞれナミとアオスジを1頭ずつ入れ、外に出す時は種類が被らないようにしています。
まさか、ナミアゲハとアオスジアゲハが交尾することなんて、ありませんよね。
前回の日誌 をご覧になったフォロワーさんから、「クスノキは冬も葉っぱがあるのだから、アオスジアゲハはペアリングしてもいいのでは」とのコメントをいただきました。
確かにクスノキは冬でも葉っぱがありますが、新芽は出ないので硬い葉っぱばかり。近所の街路樹はばっさり剪定されています。
ペアリングした雌は200個ぐらい産卵するそうなので、とても養えません。
それはともあれ、この時期にアゲハが家の中を飛んでいるというのは、何とも幸せな気分。
季節外れ感で幸福度が増します。
アゲハの立場からするとどうなのか。
鳥やカマキリに襲われる心配はなく、毎日十分吸蜜できるので、きっと幸せなのではないかと勝手に考えています。
珍客コナガ?
2019.11.30~12.4
スーパーで買ってきた小松菜にこんな虫がついていました。
11月30日: うちに来た翌日脱皮
12月3日: 繭作り
12月4日: 黄色に変色
去年の番外編 に書いたコナガ(小菜蛾)とは、ちょっと違うように感じたので、Yahoo!知恵袋で尋ねてみたところ、コナガという回答しかありませんでした。
蛾には興味ないのですが、かみさんは「生きてるんだから」と言って育てています。
このまま越冬するのか。
落ち着かない吸蜜
2019.12.3
ナミアゲハとアオスジアゲハは結構性格が異なります。
総じてアオスジアゲハはおとなしく、不必要に動かないのに対し、ナミアゲハは落ち着きがなく、無駄に動いている気がします。
吸蜜の時も。
落ち着きがないですね。
いつもこんな感じで餌容器の上を動き回り、のべつ幕なしに口吻を差し込みます。
かみさんはこの様子を見てから、全部の溝にハチミツを入れるようにしています。
あとがき
前述の4頭のうち、最初に羽化したアオスジアゲハは今日で生存20日目。
今年の日誌52稿 に書いた”飛べない蝶”の日数を超えました。
これも我が家の記録更新。まだまだ延びそうです。
アゲハは昼行性なので、夕方5時頃になると眠ります。
当然ですが、眠ると動きません。
起こしてしまった時には謝ります。
2019/12/9,2022/2/8
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