アゲハ飼育日誌2020年第35稿:
我が家ではここ数日で、羽化ラッシュから蛹化ラッシュに変わってきました。今年はなぜかアオスジアゲハの脱走が多くて苦労しています。
蛹化始まる
子飼いジャコウアゲハの続報。ワンダリングが終わり、蛹化に向けて動き始めました。
糸掛け
2020.7.20
前蛹になる前の糸掛けをかみさんが20分以上かけて撮りました。
これは最後の糸をくぐるところ。
ぱっと見、どっちが上だか下だか、わかりません。
こうなりました。
この時点で前蛹と呼んでいいのか、それともくの字に曲がってからか。うちで議論になりました。
どうなんでしょうね。
脱皮
2020.7.21
蛹に脱皮。これも13分超えの長尺なので、途中の3分少々を切り取りました。(最近かみさんはタイムプラスで撮りません。じっくり見たいそうなので)
黒から出てくる黄色。他のアゲハには見られない、鮮やかなコントラスト。
こんなまっ黄色の蛹になるとは。
昨年の日誌49稿 に載せた越冬蛹は地味なベージュ色でした。これは夏バージョンか。
脱け殻はこんな感じです。
蛹化続く
2020.7.21
同じ日、ジャコウアゲハの後を追うように、ナミアゲハも蛹化。
上から。
こうなりました。
今は薄茶色に変色しています。脱皮の前は虫かごにいましたので。
クスアオシャク
2020.7.22
前々回の日誌 に載せたクスアオシャクの続報。
羽化
いつ羽化したのか。朝、サッシの擦りガラスに張り付いていました。
2cm。小さくて綺麗な蛾。
さすが。蛾はこういう所でも歩けるんですね。アゲハチョウにはできない芸当です。
ベランダの壁で。
突っついたら飛び去りました。昼行性なのかもしれません。
蛹が隠れていた葉っぱの砦(2箇所)を開いてみたら、
両方とも脱け殻が入っていました。この形状…。あの長い幼虫がどうやってここまで縮んだのか。
行方不明の1匹は、いまだに姿を現しません。
殻食
これは新参者、3匹目。
脱皮した後、脱け殻を食べていました。
一気に呑み込んだものの噛み切れず、あきらめて少しずつ食べています。アゲハの幼虫と比べると、噛む力が弱いのかもしれません。
前脚がかわいいですね。
余聞
数日前から、蝉の鳴き声が聞こえるようになりました。と言っても、今日は聞こえません。まだ数が少ないのでしょう。
今年はオリンピックに合わせたスペシャルな4連休、7月最後の週末は今日で終わり。毎年のことですが、冬は長く、夏は短く感じます。夏が好きだから、ですね。
本格的な夏を前に、夏を惜しんでいます。
2020/7/26,2023/7/28
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